三井金属株式会社

バリューブックの制作

パーパスを自分ごとに 5つのバリューを 「使える」かたちで届ける

Client

三井金属株式会社

実施施策

  • バリューブック全体の構成編集
  • コピーライティング
  • イラスト・ビジュアル制作

概要

三井金属株式会社は、「探索精神と多様な技術の融合で、地球を笑顔にする。」をパーパスに掲げ、機能材料、金属など多様な事業をグローバルに展開する素材メーカーです。パーパスと2030年の到達地点を示す全社ビジョン「マテリアルの知恵で"未来"に貢献する、事業創発カンパニー。」を制定し、社内への浸透を進めてきました。

パーパス・全社ビジョンは認知されたものの、従業員一人ひとりが自身の業務に照らして理解し、具体的な行動に移すところまでは至っていないという課題がありました。「自分の業務はどのようにパーパスにつながっているのか」「パーパスに向かうためにはどういう行動をとるべきなのか」——そうした現場の疑問に応えるべく、全従業員に大切にしてほしい行動の指針として5つのバリューを策定。その内容を社内に浸透させるためのバリューブック制作を、株式会社イランコッペが支援しました。

5つのバリューの可視化

バリューは「多様な角度から見よう」「みんなで愉しもう」「知恵を出し合おう」「やってみよう、変えていこう」「手本となろう」の5つ。若手を中心としたプロジェクトチームが、パーパス・全社ビジョン実現のために三井金属グループが備えておくべき組織風土や文化を言語化し、強化すべき行動・価値観と、長年培ってきた「らしさ」を組み合わせて導き出したものです。

これらのバリューを、従業員が日々の業務で「使える」かたちにするため、一枚絵のビジュアルを制作。5色のカラーで5つのバリューを表現し、多様な職種・役割の従業員がパーパスに向かって歩んでいく姿をイラストで描きました。抽象的になりがちな行動指針を、視覚的に親しみやすく、記憶に残るデザインへと落とし込んでいます。

バリューブックの構成・コピーライティング

全26ページのバリューブックでは、単にバリューを列挙するのではなく、「どう行動に移せばいいのか」「どう目標設定に活かせばいいのか」という実践的な問いに応える構成を設計しました。

各バリューの見開きページでは、ポイントとなる行動を端的に示した上で、「OK行動の例」「NG行動の例」を具体的に提示。さらに、製造、研究開発、営業、経理、総務など職種別の「ありたい行動の具体例」を多数掲載し、どんな立場の従業員でも自分の業務に引きつけて考えられるよう工夫しています。「よくある質問」コーナーでは、「楽しむではなく愉しむを使っているのはなぜ?」「色々な視点とは具体的にどのような視点?」といった現場から出そうな疑問にも丁寧に回答しています。

「バリューを実践するとどうなる?」のセクションでは、Before/Afterのイラストを用いて、バリューを実践した場合としない場合の違いを視覚的に表現。「一つの視点に固執してしまう」状態から「多様な角度で仕事に向かう」状態へ、「みんなバラバラで好き勝手」な状態から「知恵を出し合い協力する」状態へ——変化のイメージを直感的に伝えるビジュアルを制作しました。

また、人事評価制度との連動や、マイパーパス(個人の存在意義)とバリューの関係、1on1や朝礼での活用シーンなど、バリューを日常業務に組み込むための具体的なガイダンスも盛り込んでいます。

「パーパス・ビジョン・バリューと色々あってどれがどれかわからない」「ありたい行動のイメージがわかない」——そうした声に応え、パーパスを自分ごととして捉え、具体的な行動へとつなげるためのツールとして、バリューブックを完成させました。

関連リンク

クレジット

  • 企画・編集:宮崎慎也
  • デザイン:佐伯亮介
  • イラスト:たはたゆき
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